さらに、外国人が本国で日本のアニメーションを見て、「アニメーターとして製作に携わりたい」と考えても、未経験者ではどの在留資格にも該当しないため、実現は極めて困難になっている。
そこで法務省は、日本の大学を卒業した外国人の就職機会の拡大や、海外で人気の高いクールジャパン関連産業での外国人材活用のため、特定活動の在留資格に「本邦大学卒業者」と「クールジャパン」を加えることとした。
法務省は「日本の大学を卒業した優秀な外国人材の国内定着の促進や、海外での日本文化の発信・普及につながる」としている。
クールジャパンで在留資格が得られる対象となるのはアニメーション、ゲーム、漫画、日本料理などに従事する外国人を想定。また特定活動での在留は最長5年になる。