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4日午後2時50分ごろ、大阪市西区のビルの解体工事現場で、解体中のビルの壁一面に組まれた足場が、台風21号の強風にあおられて崩壊。一部は道路を挟んで隣のビルにもたれかかるように崩れ、足場の外側を覆っていた金属製のパネルがビルに面した歩道に大量に落下した。けが人はいなかった。
大阪府警西署によると、付近にいた男性から「パネルが落ちてきた」と通報があったという。
当時、ビルの東隣りの駐車場に車を停めていたという建設作業員の男性(48)は、「駐車場に突然、幅1メートルくらいのパネルがばらばらと降ってきたので、慌てて車を移動させた。頭上に無数のパネルが風に舞っていて、ヘルメットはかぶっていたが、直撃すると死ぬかもしれないと思い、本当に怖かった」と振り返った。