復興五輪を海外メディアに発信 レセプションで被災地食材の料理

 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織員会と東京都は4日、都内で海外メディアを集めた初のレセプションを開催した。「復興五輪」PRのため、東日本大震災の被災3県の食材を使った料理が振る舞われた。

 会場には宮城の牛タンや岩手の海産物、福島の野菜などを使った料理が並び、3県の米の食べ比べコーナーも設けられた。集まった海外メディアは福島産の日本酒で乾杯した後、料理に舌鼓を打った。

 組織委の森喜朗会長が「東京大会では震災10年目の被災地を世界に発信してほしい」と、小池百合子都知事も「大会を通して復興の後押しをしたい」とあいさつ。8、9日は、海外メディアの被災地ツアーも実施する。

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