上杉謙信の愛刀・備前刀「山鳥毛」の購入へ再始動 岡山・瀬戸内市 

上杉謙信の愛した備前刀「山鳥毛」を手にする瀬戸内市の刀匠=岡山市北区
上杉謙信の愛した備前刀「山鳥毛」を手にする瀬戸内市の刀匠=岡山市北区

 岡山県瀬戸内市が購入を目指す国宝の備前刀「無銘一文字(山鳥毛)」について、購入を前提とした関係者向けの特別観覧が30日、保管先の県立博物館(岡山市北区)で行われた。西日本豪雨の影響で中断した形だった購入計画が、同博物館での特別陳列(9月13日~)も機運アップへの好材料に、再始動している。

 瀬戸内市は戦国武将、上杉謙信の愛刀だった山鳥毛の評価額を所有者が希望した5億円以上と設定。このほかの関連費用を含めると計12億円だが、市費を充当せず、インターネットを通じたクラウドファンディング型ふるさと納税で調達する方向性を出している。

 特別観覧には、納税に対する返礼品の小刀の作製で「山鳥毛のイメージに合う作風に役立てるため」(同市教育委員会)に製作を担当する市内の刀匠3人らが訪れた。

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