「TDS拡張は投資家の期待が大きく、来場者も前向きな評価をしてくれているが、期待を上回るものに仕上げる必要がある。TDS拡張で、入園者のキャパシティーは東京ディズニーランド(TDL)と同等になる。これまではなかなか手を付けられなかったTDLのアトラクションの刷新や施設のスクラップ・アンド・ビルドを進められる」
--来年以降、新アトラクション稼働が相次ぐ
「来年のTDSの『ソアリン』、平成32年春のTDLの『美女と野獣エリア』、そして34年のTDS拡張と続く。この連続的な投資と刷新のサイクルを作っていきたい」
--TDS拡張の次の計画は
「用地に余裕はあるが、TDS拡張規模の大型投資は難しいとみている。それよりも既存施設やエリアをリニューアルすることで、将来的に施設全体が大きく変わっていくイメージを持っている」
--ハード面だけでなくソフト面の取り組みは
「TDS拡張に向け、高いレベルのホスピタリティー(もてなしの心)を持った人材を確保、育成する必要があり、動き始めている。同時にさまざまなオペレーションも効率化する」