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日本有数のスイカの産地、山形県尾花沢市で「これぞ日本一のスイカ」と呼ぶのにふさわしい大きさと甘さで優秀なスイカを選ぶ「第4回日本一おっきい!!んーまい!! 尾花沢すいかコンテスト」が同市の道の駅「ねまる」で開かれ、大きさ部門の金賞に尾花沢市尾花沢の主婦、大戸宏美さんのスイカ(25・54キロ)が輝いた。銀賞には、大山哲夫さんのスイカ(25・11キロ)、銅賞は、大山功さんのスイカ(23・78キロ)がそれぞれ選ばれた。
スイカの美しさと糖度を競う、おいしさ部門の金賞は斉藤智実さん(中心部の糖度14・3度、皮目の糖度13・8度)で、銀賞は矢作喜孝治(きこうじ)さん(同14・8度、同13・7度)、銅賞は大山ヒデイさん(同13・6度、同13・7度)がそれぞれ受賞した。
大きさ部門で金賞の大戸さんは、スイカの葉の光合成が大きさを左右することから苗1株にスイカ1個に間引きし、スイカの中が空洞にならないよう、十分な肥料と丁寧な水やりで大きく育てたという。
一方、おいしさ部門で金賞の斉藤さんは、「肥料を少なくし、根毛(細毛)を増やし甘くした。さらに収穫25日前からカリウムやカルシウムを施しタンパク質が増やし甘みを出すよう心掛けた」という。
事務局の尾花沢市によると、大きさで25キロを超えたのは初めてで、過去3回で最も大きいのは23キロだったという。