【ニュースの深層】川崎で在日コリアン差別の落書き50件超、対応に翻弄される市職員(1/4ページ) - 産経ニュース

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川崎で在日コリアン差別の落書き50件超、対応に翻弄される市職員

【ニュースの深層】川崎で在日コリアン差別の落書き50件超、対応に翻弄される市職員
【ニュースの深層】川崎で在日コリアン差別の落書き50件超、対応に翻弄される市職員
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 川崎市内で、在日コリアンを差別する内容の落書きが後を絶たず、市関係者が手を焼いている。一連の差別落書きは計30カ所・50件を超え、市は神奈川県警と協力して警戒を強化している。ただ、犯人が逮捕されないまま、市職員は対応に翻弄される日々が続いている。インターネット上やポスターでの啓発など、抑止に力を入れているが、効果は未知数だ。

 一連の差別落書きが最初に見つかったのは6月6日。川崎市高津区の久地円筒分水広場を清掃に訪れた区民ボランティアと区職員が、ベンチに在日コリアンを差別するような内容の落書きを発見した。以後、類似の落書きが川崎区、中原区、多摩区でも次々に見つかり、2日間で計26カ所(46件)となった。

 その後、新たな発見は終息したかに見えたが、14日に多摩区のバス停2カ所(各1件)で見つかり、18日には中原区を流れる二ケ領用水沿いのベンチ1カ所(2件)、7月3日にも二ケ領用水の水門の支柱部分で確認されるなど、散発的に続いている。

 川崎市の担当者は「当初から書かれていたものに後から気づいたということも考えられるが、バス停のいすなど、人目につく場所で発見されるケースもあり、新たに書かれていると感じる」と話している。