衝撃事件の核心

実像と乖離した「久保木愛弓容疑者像」 大口病院点滴殺人 顔色が変わったのは…

病院内での人間関係やトラブルの有無を尋ねると、「看護部長は看護師たちをランク付けして、気に入った子とそうでない子の扱いが極端だった。そういうのってよくないですよね」と不平を口にした。

久保木容疑者がどう「ランク付け」されていたのか尋ねると、「私は普通でした。特に悪い扱いを受けたわけでもなく、良かったわけでもない」と話した。

2人殺害発覚の直前、大口病院では、看護師の服が何者かに引き裂かれたり、飲料に漂白剤のようなものが混入され、知らずに飲んだ看護師の口がただれたりするという事件が起きている。真相はいまも闇に包まれたままだ。

久保木容疑者は「そういったことがあったときに、病院や警察がすぐに動いていれば、その後の事件(殺人)も起こらなかったのではないか」と話したが、その真意は分からない。

報道内容に動揺

12月上旬の平日午後7時半すぎに呼び鈴を鳴らすと、応答があった。しかし「なにも話すことはありません」とだけ話し、通話が切れた。再び呼び鈴を鳴らすと、「元気です。仕事は見つかっていません」。再び通話が切れた。以前よりも、報道に対する警戒感を強めているようだった。

県警は報道各社が久保木容疑者を追い詰めることにより、自殺されることを強く懸念していたという。

会員限定記事会員サービス詳細