関西の力

だし(2)どん兵衛が東西で味が違う理由-「境界線」は天下分け目の関ケ原、異例の工夫

セブン-イレブンは味を8つに細分化

 こうして2種類の味がつくられたどん兵衛は、大ヒット。「うちは大阪が発祥の会社。担当者の『関東のうどんは関西では売れん』というこだわりが始まりだった」と振り返る大口さん。関西人のだしへの執着が、40年間続く看板商品を生み出したといえる。

 だしの取り方によって微妙に異なる味付けは、家庭の味でもあり、地域の味でもある。どん兵衛のヒットにヒントを得たのか、最近は、大手コンビニのおでんも地域によってだしの味に変化をつけているという。

 こちらはさらに細分化が進んでおり、例えばセブン-イレブンでは8つの地域で異なるだしのおでんを販売している。

会員限定記事会員サービス詳細