米国で劇場公開へ 捕鯨論争描いた「おクジラさま」 日本では高い評価

 しかし、ザ・コーヴのアカデミー賞作品への配慮からか、米国内では作品のPRを担当する会社がなかなか見つからなかったり、大きな映画祭への出品が断られることもあったという。

 佐々木監督は、この映画に盛り込んだメッセージについて、捕鯨賛成やザ・コーヴ批判が主題ではなく、「普遍的な大きなテーマを問いかけている」と訴える。「なぜ考え方や価値観が違う私たちはわかりあえないのか?なぜ対話できないのか?この問いかけは、トランプ政権下で支持派と反対派が罵詈雑言を含んだ非難の応酬を繰り返している今のアメリカだからこそ、響くのではないかと期待している」と語った。

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