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羽生善治(はぶ・よしはる)棋聖(47)=竜王=に豊島将之(とよしま・まさゆき)八段(28)が挑戦した産経新聞社主催の将棋のタイトル戦「第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第5局が17日午前9時から、東京都千代田区の都市センターホテルで指され、午後6時25分、108手で後手の豊島八段が勝ち、対戦成績3勝2敗で初タイトルの棋聖位を獲得した。持ち時間各4時間で、残りは羽生棋聖23分、豊島八段15分。
豊島新棋聖は5度目の挑戦で初めてタイトルを獲得。注目の今シリーズは、豊島新棋聖が第3局を終えて2勝1敗に。第4局は惜しくも敗れたが、最終第5局の熱戦を制し念願の初戴冠を成し遂げた。
羽生前棋聖の11連覇、前人未到のタイトル獲得通算100期はならなかった。羽生前棋聖が竜王のみに後退したことで、将棋界は八大タイトルを8人が分け合う。1人1タイトルずつは31年ぶり。
豊島新棋聖の話
「終わったばかりで実感はありませんが、タイトルはずっと目標にしていたので良かったです」
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※会見のライブ配信は終了していますが、アーカイブ動画として再生できます。
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