▲最年少棋士も参戦△
若手らの間で八大タイトルが分散し戦国時代の様相をみせる将棋界。
ここに、猛烈な勢いで迫る存在がいる。高校1年生の最年少プロ、藤井聡太七段(15)だ。
藤井七段は昨年6月に将棋界初の29連勝を達成。今年1~2月には朝日杯将棋オープン戦で佐藤名人、羽生前棋聖を破り15歳6カ月の一般棋戦最年少優勝記録を樹立した。今年度の八大タイトルへの挑戦権をかけた戦いでは、棋王戦でタイトル挑戦の可能性を残す。タイトル挑戦の最年少記録は屋敷伸之九段(46)が持つ17歳10カ月で、藤井七段が挑戦すれば大幅な記録更新だ。
大阪商業大アミューズメント産業研究所の主任研究員、古作登さん(55)は「藤井七段が近いうちにタイトル戦に登場するのは間違いない。将棋界の勢力図はさらに大きく変わるかもしれない」と話す。
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