自民党総裁選

カギ握る無派閥議員 菅義偉氏は着々と若手囲い込み 石破茂氏は「別動隊」に期待も… 進次郎氏の動向も焦点

菅義偉官房長官
菅義偉官房長官

 9月の自民党総裁選に影響を与えるのが、73人の無派閥議員の動向だ。党内では最大派閥の細田派(清和政策研究会、94人)に次ぐ規模だが、総裁選への対応が不透明な議員が多い。国会議員の支持拡大へ石破茂元幹事長が取り込みを狙う。一方、連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)を支える菅義偉官房長官も重層的にグループを作り、石破陣営への流出を防いでいる。

 無派閥議員のグループのうち、首相に距離を置くベテラン議員が目立つのは、浜田靖一元防衛相が会長を務める「無派閥有志の会」(21人)だ。

 石破氏の側近が無派閥議員の情報交換を目的に作った勉強会「無派閥連絡会」(解散)を母体にしている。メンバーのうち、浜田氏と小此木八郎防災担当相、梶山弘志地方創生担当相らは平成24年の総裁選で石破氏を支持した。総裁選の出馬に意欲を示す野田聖子総務相も在籍する。

 石破氏は、総裁選の支持基盤となる石破派(水月会、20人)の人数が少ないため、有志の会に「別動隊」の役割を期待する。

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