【日曜講座 少子高齢時代】人手不足の解消 まずテレワークの推進だ 論説委員・河合雅司(2/4ページ) - 産経ニュース

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日曜講座 少子高齢時代

人手不足の解消 まずテレワークの推進だ 論説委員・河合雅司

 しかも、コンピューターの普及で、多くの国で質の高い製品を簡単に作れるようになった。高額な渡航費用をかけて言葉の通じない極東の島国にまで行かずとも、母国に帰りやすい周辺国に仕事を見つけやすくなっている。いまや日本は「魅力的な国」というわけではない。

 1000万人単位で減っていく働き手世代を、すべて外国人で穴埋めしようと考えるのなら無理がある。

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 仮に相当数の外国人がやってくるとなれば、日本人が就業しない低賃金職種に固定化するなど新たな社会問題も起こり得る。依存度が高まった段階で、送り出し国と外交衝突が起これば一斉に帰国してしまう。そうした事態も考えておかなければならない。

 そこそこの人数を当て込むにしても、日本人労働力のさらなる掘り起こし努力が欠かせない。

 では、日本人労働者を増やすにはどうすればよいのか。例えば、テレワークを普及、拡大させることだ。通信技術の革新は日進月歩である。