「今、お話がありましたようにね、小泉元首相が直接、選挙や政治に関わるかどうかは別として、総理・総裁をなさった方が、原発ゼロということを国民に対して話してもらってるちゅうことはね、それだけでもわれわれにとって大変心強いことなのでね、この主張を今後も強くやっていきたい、そう思っています」
--鹿児島県の三反園訓知事や滋賀県の三日月大造知事のように当初脱原発を唱えた人が、自民、公明の支持を受けて当選するように、流れとしては逆になっている。これについてどう思うか
小泉氏「いずれは分かるんじゃないですか。将来、原発ゼロにしなきゃならないという動きが弱まることよりも、強まると思いますね。それは本人の考えですから。そういう選挙で言っていたことと、当選してから変わっちゃうというのは好ましくない。残念だ」
--「原発推進」の安倍晋三首相が保守だということについてはどう思うか
小泉氏「もうゼロに切り替えることはできないでしょうね。しかし、いずれ将来はそういう人が出てくると思いますけども」
--首相の自民党総裁選3選を阻止するためには保守系の原発推進反対派が当選した方がいいという考えか
小泉氏「まだ出ないでしょう。そういう状況じゃないでしょう。時期があるからね」
--小泉氏と小沢氏が同じ場に立ったということは安倍政権への牽制の意味合いもあるのか