ロシアW杯

「半端ない」大迫、エース本田、セクシー乾…日本代表を支える高校サッカー出身 「守備への意識」でユース組に差つける

部活出身者は守備で基本身につく

 かつて大阪府立高槻南高を高校選手権に導き、高校選抜チームも率いるなどしてきた高校サッカー界のベテラン指導者、賢明学院高(大阪)の悦勝公豪(えつかつ・きみたけ)監督は、今大会でクラブ出身の攻撃的ポジションの選手が守備に回ったときの動きの甘さが目についたとして、こう指摘した。

 「ユースの選手は10代の頃から抜きんでた存在のエリート。チーム内で守備への意識をたたき込まれてこなかったのでは。高校のサッカー部では、FWだからとかは関係なく守備などいろいろな動きを要求される分、基本のプレーが当たり前にできている」

 欧州や南米の強豪国の選手の大半は10代の時期をクラブのユースチームで過ごし、トップチームのプロたちを間近に見ながら練習に励んできた面々だ。そんななか、部活動で育った選手たちが躍動する姿は、日本のサッカーの将来を考えるうえで興味深い。

 悦勝監督は「高校選手権という独自の頂点を目指せる高校のサッカー部は日本のサッカー文化にとって財産といえる。これから先も部活動とクラブのユースチームがそれぞれ棲(す)み分けしながら、選手の個性に応じた指導をしていけたらいい」と語った。

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