大阪名物の激安スーパー「玉出」買収 鶏卵大手「イセ食品」会長出資の系列会社

 「日本一の安売り王」をうたい、大阪府内を中心に45店舗を展開する激安スーパー「スーパー玉出」をめぐり、鶏卵生産大手「イセ食品」(埼玉県鴻巣市)の会長が率いる不動産会社が35%出資する大阪市の小売会社は2日、約45億円で事業を買収したと発表した。

 小売会社は同市西成区の「フライフィッシュ」。同社などによると、堺市内の別会社を通じ1日付で「玉出ホールディングス」(玉出HD、同区)から買収した。「スーパー玉出」の屋号や店頭の派手な看板は当面維持するが、24時間営業は今後見直す方針という。

 スーパー玉出は昭和53年に玉出HDの前田託次社長(73)が同区内で1号店をオープン。「1円セール」など庶民層をターゲットにした独自の営業スタイルで、大阪と兵庫両府県で店舗拡大を続けた。玉出HDは今後、不動産管理事業に移行する。

会員限定記事会員サービス詳細