朝青龍にも秋田犬贈呈へ ザギトワの「マサル」のいとこ「マサオ」

元横綱・朝青龍(左、大橋純人撮影)と秋田犬の「マサオ」(秋田犬保存会提供)
元横綱・朝青龍(左、大橋純人撮影)と秋田犬の「マサオ」(秋田犬保存会提供)

 秋田犬(あきたいぬ)保存会(秋田県大館市)が大相撲の元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(37)に子犬を贈ることになった。平昌五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手(16)に贈られた「マサル」のいとこにあたり、名前は「マサオ」と名付けられた。

 マサオは生後約60日の赤毛の雄で、父犬とマサルの母犬がきょうだい。秋田県の佐竹敬久知事がロシアのプーチン大統領に贈った「ゆめ」と生家が同じで、大館市の畠山正二さん(75)が育てた。

 朝青龍から要望を受け、モンゴルとの交流を進める木原誠二衆院議員が保存会に持ちかけ実現した。東京五輪・パラリンピックでモンゴルのホストタウンになっている東京都武蔵村山市の藤野勝市長が来月、現地を訪れて贈呈する。

 秋田犬保存会会長の遠藤敬・日本維新の会国対委員長は「モンゴルはこれから日本にとってますます大事な国になる。マサル同様、マサオが友好の架け橋になってほしい」と話している。

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