大阪北部地震

神奈川県でもブロック塀緊急点検 事故類似の構造も

 最大震度6弱を観測した18日の大阪北部地震で倒壊したブロック塀の下敷きとなり、小学4年の女児(9)が死亡したことを受け、神奈川県内の各自治体が安全確認など対策に乗り出している。死亡事故と似た構造のブロック塀も確認されており、早急な対応が求められそうだ。

 葉山町の中学校敷地内にあるプールの外側に設置された高さ約2・4メートル、幅約26メートルのブロック塀。基礎部分には約1・8メートルのブロックが積まれていた。

 「(地震で倒壊して女児が死亡したブロック塀と)一見してよく似ている」(学校関係者)ことから、町が調査した結果、建築基準法施行令で定められた高さ2・2メートルを超えていたことが分かり、19日から付近を立ち入り禁止とした。基礎部分の設置時期は不明で、上に積んだブロック塀は「プライバシー保護の観点で積んだのでは」と推測する。

 同県は県立高など172校を対象に調査を進めており、そのうち26校にブロック塀があることが分かった。現在、職員を派遣し、詳しい状況を調査している。鎌倉市ではブロック塀の安全性を点検する方法やブロック塀の除却に関する補助制度の内容を記したチラシを作成し、ブロック塀のある約2千世帯に配布を始めた。

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