大阪北部地震

大阪市立の24校でブロック塀にひび 撤去も検討 堺市は2カ所のブロック塀を撤去

 大阪市教育委員会は26日、市立学校430校でブロック塀などの被害状況を調査した結果、小中高の計24校でひび割れや傾きなどが見つかったと発表した。倒壊の恐れはないが、今後、撤去や補修などの対応を検討する。

 市教委によると地震後、38校から学校周辺のブロック塀やフェンスに異常があるという報告があった。技術職員が調査したところ、そのうち24校で主に老朽化によるひび割れなどの劣化が確認された。

 多くが昭和40~50年代に設置されたものとみられ、当時の法令違反に該当するものはなかった。現行法令に合わない「既存不適格」があるかどうかは今後詳細に調べる。このほか、38校で校舎の外壁タイル・モルタルの落下、10校で天井や照明器具の落下が報告された。

 一方、堺市も同日、市立登美丘東小学校(東区)と男女共同参画センター(堺区)のブロック塀で傾きなどが確認されたため撤去したことを明らかにした。

 市によると、同校の西側の塀(高さ1・8メートル、幅31メートル)で、傾きを確認。同センターでは、西側の塀(高さ1・9メートル、幅6メートル)でひび割れが確認され、補強のための「控え壁」がなかったという。市は残りの学校や公共施設などについても調査している。

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