三毛猫駅長として国内外で親しまれた「たま」の命日に、関西サッカーリーグ1部「アルテリーヴォ和歌山」の選手らが和歌山電鉄貴志川線貴志駅のたま神社(和歌山県紀の川市貴志川町神戸)を参拝し、チームの躍進を祈願するイベントが催された。
足の神様が祭られ、「あしがみさん」の名前でスポーツ選手らに親しまれている同電鉄沿線の足守神社(和歌山市木枕)で来月1日に行われる祭事「御(ご)夢(む)想(そう)灸(きゅう)」のPRも兼ねたイベントで、健脚が求められる選手らと地域住民の足を目指す同電鉄の関係者が足つながりで参加。たまII世駅長「ニタマ」や伊太祈曽駅(同市)の駅長「よんたま」も姿を見せ、愛(あい)嬌(きょう)を振りまいた。
参拝したアルテリーヴォ和歌山のゴールキーパー、嘉味田隼さん(26)はぞうりをかたどった足守神社の絵馬を奉納。「パワーをもらいたいと祈願した。JFL(日本フットボールリーグ)昇格を目指して頑張っていきたい」と話していた。