小学校で必修化されるプログラミング教育の先取り体験を通し、父親が学校での学習を主体的に理解するきっかけを作ろうと、「父子(ちちこ)のデジタル遊び教室」が23日、天理市の市産業振興館で開かれた。
この教室は、家事や育児への父親の参加を推進し、子育てに関わるきっかけを創出するため、天理市が行っている「市若者世代男女共同就業促進事業」の一環。
11組の親子が参加し、プログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使って、父子が一緒にシューティングゲームを作成した。
天理市から参加した会社員の越智貴志さん(42)は「子供がプログラミングに興味があり、参加した。他のお父さんと交流もできてよかった」と話していた。小学校1年の丞一郎君(7)は「楽しかった。またプログラミングをしたい」と話した。