「信用スコアに応じ優遇」 ネット各社、模索の行方は

 中国で2015年にEC大手のアリババ集団系金融子会社が提供を始めた「芝麻信用」は、アリババのECの利用履歴だけでなく、シェア自転車の返済マナーや会員制交流サイト(SNS)の交友関係などもAIが分析してスコアを算出する。スコアが高いと金利が下がるなどのメリットを受けられるが、低いと結婚や就職にまで影響が出るなどのデメリットも大きい。

 このためメルカリやラインの首脳らはこうしたデメリットや日中の文化的な違いにも配慮。「個人情報にはいろんな懸念がある。慎重に取り組みたい」(山田氏)、「個人情報保護については日中で考え方が違う部分もあるので、ユーザーの同意を得ることが一番の肝だ」(出沢氏)と強調している。(大坪玲央)

会員限定記事会員サービス詳細