不正に入手したパスワードを利用して、他人のツイッターにアクセスしたとして、千葉県警サイバー犯罪対策課は20日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、京都府の高校2年の少年(16)を千葉地検に書類送検したと発表した。少年は調べに対し、容疑を認めているという。
送検容疑は1月2日、無料音楽アプリをかたるフィッシングサイトを運営し、千葉県の少女(16)にツイッターのユーザー名やパスワードなどを入力させて情報を不正に入手。少女のアカウントにログインしたとしている。
同課によると、少年は不正に入手したアカウントを1つ500円で販売していた。少年は50件のアカウントを入手し、うち10件を販売したといい、「暇だったのでやってみたら簡単にできた」と供述しているという。