能舞台で語る平家物語 吉右衛門、若村麻由美と共演

「祇園女御」などを語る若村も平家物語にこだわり、平成17年から原文を暗記し、ひとり芝居のように語る舞台公演を続けてきた。「古い日本語の美しさを音楽のように聴き、情景を感覚で捉える公演になればいいですね」。ともに琵琶法師が口伝で継承した無常観漂う原文の音楽性を大切にしたいと言う。

後半は、昨年の舞台が評判となった、平家物語が題材の叙事詩劇「子午線の祀(まつ)り」(木下順二作、野村萬斎構成・演出)の一部を、萬斎と若村らが村治佳織のギターなどと新たに表現。(電)03・6673・3863。(飯塚友子)