コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは14日、国内店舗数が2万店を突破したことを記念し、東京都内のホテルで式典を開いた。古屋一樹社長は「2万店達成の要因は絶えず新しいことに挑戦し、創業以来クオリティーを追求してきた結果だ」と述べた。コンビニ事業の生みの親であるセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文名誉顧問は「自分たちで考え自分たちでやるというセブンのモットーを続けていってもらいたい」と後輩らを激励した。
セブンは昭和49年、東京・豊洲に1号店を開店。店舗数は平成15年に1万店を突破し、今年5月末時点で2万385店となっている。1店舗当たり約2900点の商品を扱うほか、ATM(現金自動預払機)設置などで生活インフラ機能も強化されているが、最近は来店客数の伸び悩みも課題として浮上している。