新潟県知事選

投票始まる 期日前投票は3割増

 新潟県の米山隆一前知事が女性問題で辞職したことを受けて行われる知事選は10日午前7時から、県内の投票所約1500カ所で投票が始まった。東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働問題や人口減少問題などが焦点。即日開票され、深夜には大勢が判明する見通しだ。

 立候補しているのは、いずれも無所属新人で、元五泉市議の安中聡氏(40)、元海上保安庁次長の花角英世氏(60)=自民、公明支持=と元県議の池田千賀子氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民推薦=の3人。再稼働問題では、花角、池田の両氏が慎重な立場を示し、安中氏は廃炉を訴えていた。

 県選挙管理委員会によると、午前11時現在の推定投票率は17・12%で、前回同時刻を1・21ポイント上回っている。一方、9日までに期日前投票をしたのは、選挙人名簿登録者数(1日時点)の17・82%にあたる34万4704人。平成28年10月の前回選と比べ8万4884人多く、同比約3割増加した。

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