女性サウナの不思議な世界を描く 異色の漫画「湯遊ワンダーランド」 

 最大の魅力は混沌だ。どこまでが現実で、どこからがフィクションなのか。読んでいると、その境目がだんだん分からなくなってくる。それとも、全てはまんしゅうさんの狂気の表れなのか…。

 「これ、よろしければ…」。取材を終えて後片付けをしていると、まんしゅうさんから突然、油揚げを頂いた。「おいしいですよ。トースターで4分くらいチンするのが理想的です。焦げやすいので注意してくださいね」

 戸惑ったが、まんしゅうさん流の「おもてなし」と考えた。油揚げ、おいしく頂きました。(文化部 本間英士)

まんしゅうきつこ 昭和50年、埼玉県出身。日本大芸術学部卒。平成24年にデビューし、漫画家・イラストレーターとして活動。主な著書に「ハルモヤさん」「アル中ワンダーランド」「まんしゅう家の憂鬱」など。28年から「湯遊白書」を「週刊SPA!」(扶桑社)で連載中。