女性サウナの不思議な世界を描く 異色の漫画「湯遊ワンダーランド」 

最新トレンドも紹介

 「子供の頃から漫画が好きだった」と振り返るまんしゅうさん。「まじかる☆タルるートくん」を手掛けた江川達也さん(57)のアシスタントなどを経て、24年にデビューした。

 27年、自身のアルコール依存の経験を赤裸々に描いた漫画「アル中ワンダーランド」が話題になった。

 「私は自分自身の行動にゲラゲラ笑ってしまうタイプ。『アル中-』も笑いながら、泣きながら描きました」

 アルコール依存からは脱却したが、今度はサウナに「頼り切った時期」もあったという。

 「はまってから1年くらいは、サウナをあがめ奉る時期がありまして…。今はようやく落ち着きましたが、行き過ぎる、頼り切ることは良くないと改めて思います」

 男性視点からサウナを見る作品や記事はあるが、今作のような女性の視点は珍しい。同作はヌシの存在や、「女性のサウナは(温度が)ぬるい」など、あまり世間に知られていない事実を浮き彫りにしている。

 その一方で、サウナ漫画として最新のトレンドも追っている。同作では、「サウナしきじ」(静岡市駿河区)や「白銀荘」(北海道上富良野町)など、サウナファンを自認する人なら誰もが知っている場所にも遠征。テントの中をサウナに仕立てる「テントサウナ」の回では、琵琶湖を「日本一大きな水風呂」と独特の表現で描いている。