六代目竹本織太夫さんの中1長男と小3次男、そろって文楽の世界へ

記念写真に収まる(左から)竹本織太夫さん、入門した豊竹咲甫太夫さんと鶴澤清斗さん、文楽三味線の鶴澤清介さん=6日、大阪市
記念写真に収まる(左から)竹本織太夫さん、入門した豊竹咲甫太夫さんと鶴澤清斗さん、文楽三味線の鶴澤清介さん=6日、大阪市

 人形浄瑠璃文楽の世界に6日、中学生と小学生の兄弟がそろって入門した。今年1月に六代目を襲名した文楽太夫、竹本織太夫(たけもと・おりたゆう)さんの長男で中学1年生の坪井寿雄(ひさお)さん(12)、次男の小学3年生、坪井蔵人(くろうど)さん(8)。文楽界では小中学生の子供が入門するのは珍しく、寿雄さんは「人形に感情を吹き込むような素晴らしい太夫になりたいです」と緊張した様子で話した。

 寿雄さんは太夫として父、織太夫さんに入門し二代目豊竹咲甫(さきほ)太夫を名乗る。蔵人さんは文楽三味線の鶴澤清介さんに入門、鶴澤清斗(せいと)を名乗り、三味線の道を進む。

 この日、大阪市内で入門の「盃(さかずき)の儀」が行われ、紋付き袴(はかま)姿の寿雄さんと蔵人さんは、それぞれ師匠と盃をかわし、「二代目豊竹咲甫太夫(とよたけ・さきほだゆう)」「鶴澤清斗」と書かれた短冊を手渡された。初舞台は未定。

 織太夫さんは「焦らず一歩ずつ勉強して文楽の世界に慣れていってほしい」と話した。

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