煎餅から飼育用まで!! ふるさと納税でブレーク「オオグソクムシ」って何モノだ!?

粉末煎餅

 早速、オオグソクムシを粉末にし生地に練り込んだ煎餅を発売したところ、静岡県内のお土産売り場と県内外の一部水族館でしか購入できないにも関わらず、販売数が累計10万箱を突破する焼津土産に。ふるさと納税の返礼品にもなり、1万5千円の寄付で1セット(5箱入り)が届く。

 味はどうか。試しに市内のお土産屋で購入し食べてみた。サクッと爽快な音とともにエビのようなほのかな香りが鼻に抜ける。「罰ゲーム的な味が出せればと思ったが、普通においしい煎餅になった」と長谷川さん。

 28年初めからは返礼品として生きたオオグソクムシを送ることになった。きっかけは長谷川さんのさりげない一言だった。

 「実は冷蔵庫で飼えるんだよね」-。

 これを聞き、市産業政策課で長谷川さんの新商品の開発支援を担当していた桜井芳之さん(52)が「冷蔵で送れるのでは」とひらめいた。

 「こんなものを返礼品にしているところはない。市のPRになる」と確信。クール便で生きたままのオオグソクムシを返礼品に送る案を思いつき、課の垣根を越えて担当課に提案したところ反応は上々。「面白いからやっちゃおう」とトントン拍子に話が決まった。

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