天皇陛下は25日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で田植えをされた。開襟シャツ、ズボン、長靴姿で水田に入り、腰をかがめながら、種もみから育てたうるち米の「ニホンマサリ」ともち米の「マンゲツモチ」の苗計90株を1株ずつ丁寧に植えられた。
稲作は昭和天皇から引き継がれた恒例行事。陛下の譲位後は新天皇となる皇太子さまが引き継がれる見込みで、陛下にとっては今年が最後の田植えとなられる。陛下は秋に収穫も行われ、稲の一部が伊勢神宮に奉納されるほか、新嘗祭などの宮中祭祀(さいし)に使われる。
天皇陛下は25日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で田植えをされた。開襟シャツ、ズボン、長靴姿で水田に入り、腰をかがめながら、種もみから育てたうるち米の「ニホンマサリ」ともち米の「マンゲツモチ」の苗計90株を1株ずつ丁寧に植えられた。
稲作は昭和天皇から引き継がれた恒例行事。陛下の譲位後は新天皇となる皇太子さまが引き継がれる見込みで、陛下にとっては今年が最後の田植えとなられる。陛下は秋に収穫も行われ、稲の一部が伊勢神宮に奉納されるほか、新嘗祭などの宮中祭祀(さいし)に使われる。