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国内最大級の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」が23日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。27回目となる今年は過去最多の約600社が出展。「空飛ぶ車」や電気自動車(EV)のスポーツカーなど、近未来の移動社会を見据えた先進技術が披露された。
「2020年東京五輪の聖火台に火を灯す空飛ぶ車を開発する」。そんな目標を掲げるのが、愛知県豊田市を拠点に空飛ぶ車の開発を進める有志団体「カーティベーター」だ。空飛ぶ車はドローン(小型無人機)の技術を応用し電動で複数のプロペラを回転させて飛ばす仕組みで、トヨタ自動車グループやパナソニックなどの支援を受け、渋滞解消や災害時の物資輸送などでの活用を目指す。
EVメーカーのGLM(京都市)は自動運転を見据えた高感度カメラなどを搭載したスポーツカーを出展した。