ペット仲介大手サイトの「囲い込み契約」審査終了 自発的な改善受け、公取委

 公正取引委員会は23日、ペットの売買を仲介するインターネットサイトで売り手のブリーダー(繁殖業者)に対し、競合サイトとの取引を制限した疑いがあるとして独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑で調べていたサイト運営会社「みんなのペットオンライン」(仙台市)について、審査を終了したと明らかにした。同社が自発的に改善措置を講じ、独禁法違反の疑いが解消されたと判断したため。同社は「企業運営に必要な関係法令の遵守に努める」としている。

 公取委によると、同社は平成28年11月、一定の条件を満たした場合に適用される「プレミアムパートナー制度」の登録ブリーダーに対し、サイト内でより目立つ位置に犬や猫の情報を表示し優遇する代わりに、他の仲介サイトには情報掲載を禁止するなどしていた。

 公取委は今年2月、こうした契約が不当な囲い込みに当たる可能性があるとみて立ち入り検査を実施したが、同社は3月にこの契約制度を取りやめ、4月に公取委に申告したという。

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