日本音楽著作権協会(JASRAC)は23日、平成29年度にCDや放送、カラオケなどから徴収した著作物使用料の分配額ランキングを発表した。国内作品の1位はミュージシャンで俳優の星野源さんが作詞作曲した「恋」だった。
同曲は星野さんが出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌で、出演者が踊る「恋ダンス」も話題に。インターネット配信やカラオケを中心にヒットした。2位は「ドラゴンクエスト序曲」、3位はピンク・レディーの代表曲「UFO」。ともにテレビCMに使用された。
海外からの入金が最も多かった国内作品はアニメ音楽の「ドラゴンボールZ BGM」、外国作品の1位は「デイ・ドリーム・ビリーバー」だった。
分配額の合計は約1108億6970万円で、前年度比1・4%減。CDなど録音物からの徴収が減った影響を受けた。