【金融異変~地方銀行の苦悩(上)】シェアハウスで8600万円を借りた…アパートローンに群れた地銀 (1/3ページ) - 産経ニュース

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金融異変~地方銀行の苦悩(上)

シェアハウスで8600万円を借りた…アパートローンに群れた地銀 

 「お金はちゃんと返してもらわないと。自己破産はしないでくださいね」

 スルガ銀行の東京都内の支店。同行から借りた「アパートローン」といわれる賃貸住宅の購入資金の返済が行き詰まり、今年1月に金利の引き下げを求めにいった大阪市の男性会社員(32)に対して、行員はこう言い放った。

 男性は平成27年12月、東京都足立区の貸家物件を年収の10倍近い8600万円で購入した。貸家はシェアハウスで、共同のキッチンなどを設けることで間取りを節約し、小さな敷地でも、多くの居住者を住まわせられ、投資物件として注目を集めていた。

 足立区の物件を販売・管理したのは破綻したスマートデイズとは異なるシェアハウスを専門的に行う都内の不動産業者だったが、融資を扱っていたのはスルガ銀だった。