発達障害の子供向けアプリ 遊びながら声量コントロール、グーグルも注目

「IT技術で支援できることはたくさんある」と、開発担当の比護(ひご)賢之(よしゆき)さん(42)。しかし、ゲームなど一般向けのアプリに比べると市場が小さく収益につながりにくいため、開発企業は世界的に少ないのが現状だ。比護さんは「支援の充実に向けて他の企業でも取り組みが進み、利用者が選べるくらいにアプリが増えれば」と話している。(藤井沙織)

発達障害 自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの総称。生まれつきの脳機能の障害が原因とされる。こだわりが強い、他人の気持ちを察知できない、段取りが組めないなど、人によって特性が異なり、音や光などに対する感覚過敏を伴うことも多い。幼少期に症状が現れるが、大人になってから診断されるケースもある。平成24年に行われた文部科学省の調査によると、小中学校の通常学級で6・5%の児童・生徒に発達障害の可能性があるという。

会員限定記事会員サービス詳細