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宝塚歌劇団花組の人気男役スター、水美舞斗(みなみ・まいと)主演「Senhor CRUZEIRO!(セニョール・クルゼイロ)』-南十字に愛された男-」(作・演出、稲葉太地氏)が5月10日、兵庫・宝塚バウホールで開幕した。自身初となるバウ主演作品は2幕のショー。「踊ることが一番好きなので。バウで主演のショーができるのは貴重な経験。みんなで刺激し合い、生き生きとやっています」と笑顔。持ち味を生かし、輝きを見せている。5月21日まで。(橋本奈実)
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「バウ初主演、素直にうれしかったです。やはり新人公演を卒業した後の、次の目標でしたから」
1幕は、ポルトガル語で南十字星を意味するクルゼイロという名を持つ、ブラジルの人気アーティストグループのリーダーを主人公にした物語仕立てのショー。水美演じるクルゼイロのダンスと歌を愛した生きざまを綴る。2幕は、南十字星の輝く熱帯夜をテーマにしたラテンショーだ。
「ショーは自分の持っている引き出しでいかに見せるかが勝負。今までの経験を最大限に生かせたら」