子供服ブランド「ミキハウス」を展開する三起商行(みきしょうこう)(大阪府八尾市)は、5日の「こどもの日」にちなみ、「子育て川柳大賞」の受賞作品計11句を発表した。子育ての喜怒哀楽をユーモラスに描いた作品が出そろった。
応募総数2828句の中から選ばれた優秀賞は「監視員 母が見えぬと 泣き叫ぶ」「寝かしつけ 子どもが寝ずに 親が寝る」「癒(いや)される 寝顔、万歳、カエル足」の3句。子育ての大変さや、乳幼児ならではの愛らしい姿が目に浮かぶような作品が選ばれた。
入選作には「今わたし げんこつ山の たぬきさん」「産着干し 小さい掌(てのひら) 春を待つ」「『いそいでよ』 口ぐせ真似(まね)され 猛反省」など、親が奮闘する姿を捉えたものが目立った。また、「育児とは 夫と私の 育自なり」など、父親の育児参加が当たり前になっている様子もうかがえた。