「拉致解決つながる日朝会談を」 中山衆院外務委員長が期待表明 米国際経済会議で

米国で開かれている国際経済会議「ミルケン・グローバル・コンファレンス」の北朝鮮会合に参加した中山泰秀衆院外務委員長(左)=1日、ロサンゼルス
米国で開かれている国際経済会議「ミルケン・グローバル・コンファレンス」の北朝鮮会合に参加した中山泰秀衆院外務委員長(左)=1日、ロサンゼルス

 米ロサンゼルスを訪問中の中山泰秀衆院外務委員長は1日(日本時間2日)、国際経済会議「ミルケン・グローバル・コンファレンス」の北朝鮮問題に関する会合に参加し、日本人拉致問題の解決につながる日朝首脳会談が開かれることへの期待を表明した。

 中山氏は日本が抱える北朝鮮問題として、(1)拉致問題(2)ミサイル(3)核-の3点を指摘。南北に分断されている朝鮮半島について「唯一、冷戦が残っている場所だ」と述べ、アジア地域の構造的な問題であることを強調した。

 拉致問題に関しては、トランプ米大統領が米朝首脳会談で提起すると安倍晋三首相に伝えたことを説明した上で、「安倍首相が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談で直接交渉することを望む」と述べ、日朝首脳会談を通した解決に期待を示した。

 ミルケン会議ではこれに先立ち、日本経済に関する会合が開かれ、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)や金融政策などについて議論された。同会合で田村耕太郎元参院議員は、IRや観光が日本経済を大きく押し上げる可能性を指摘した。

 ミルケン会議は、実業家や政治家らが一堂に会するアメリカ版ダボス会議とも呼ばれ、今回は約4千人が参加した。

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