【米朝首脳会談】板門店開催、3者に利点 米、成果の広報最適 韓、存在感がアップ 北、国内に宣伝容易(1/2ページ) - 産経ニュース

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板門店開催、3者に利点 米、成果の広報最適 韓、存在感がアップ 北、国内に宣伝容易

 【ソウル=桜井紀雄、ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は、米朝首脳会談の成功に自信を示し、朝鮮半島の南北軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)での開催を前向きに検討していることを明らかにした。板門店での開催は、トランプ氏や北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に加え、韓国の文在寅大統領にも大きなメリットがあると指摘されている。

 「成功すれば、現地でのお祝いは素晴らしいものになる」。トランプ氏は4月30日、ナイジェリアのブハリ大統領との共同記者会見で、分断を象徴し、27日に南北首脳会談が行われた板門店の韓国側施設「平和の家」などでの米朝会談実施にこう意欲を示した。

 板門店開催案を、文氏を通じて北朝鮮に伝え、連絡を取り合っているとした。

 韓国大統領府高官は1日、「平和の道しるべを築く場所として相当な意味がある」と板門店開催の意義を強調した。米朝の「仲介者」を自任する文氏にとって板門店開催は、さらに存在感を高めるチャンスだ。朝鮮戦争の休戦状態から平和体制への転換を目指す計画も休戦協定の当事者である米国抜きには進められない。板門店なら米朝韓3者の首脳会談にスムーズに移行することも可能だ。