維新を歩く

甲州・大善寺 近藤勇と板垣退助が激突 古戦場や錦絵、砲弾で往事しのぶ

【維新を歩く】甲州・大善寺 近藤勇と板垣退助が激突 古戦場や錦絵、砲弾で往事しのぶ
【維新を歩く】甲州・大善寺 近藤勇と板垣退助が激突 古戦場や錦絵、砲弾で往事しのぶ
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 慶応4(1868)年に勃発した戊辰戦争から150年の節目を迎えた今年は、NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の影響もあって、明治維新が脚光を浴びている。近代日本への大転換をもたらした維新ゆかりの舞台や人物の足跡は、甲信越や静岡の各県内にも数多く残る。記者が現地を訪ね歩き、歴史の一端をひもといた。

 慶応4(1868)年3月6日、新選組局長の近藤勇や会津藩士ら旧幕府軍による甲陽鎮撫隊(ちんぶたい)と、板垣退助率いる土佐・因幡藩兵の新政府軍が現在の甲州市勝沼町で激突した。

 県内で起きた戊辰戦争としては最大の合戦「柏尾の戦い」だ。勝敗は1時間余で決し、旧幕府軍が江戸方面へ敗走した-。

 柏尾の戦いの古戦場は、真言宗智山派「大善寺」の東側にある。中央自動車道勝沼インターチェンジ(IC)から甲州街道(国道20号)を東へ約2分走ると左側に大善寺が建つ。駐車場に車を止め、歩いて5分足らず。渓谷の橋を渡ると近藤勇の像がある。ここから山側に続く100メートル足らずの石畳の遊歩道の周辺が古戦場である。

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