南北首脳会談

金正恩氏、未明のミサイル発射などで「もうたたき起こさない」と確約

 金委員長は会談の冒頭「虚心坦懐(たんかい)、率直に会談したい」と発言。文氏は「(会談での)合意がわれわれ民族と平和を望む世界の人々へのプレゼントになれば」と応じた。

 大統領府によると、金委員長は「お招きいただけば、いつでも青瓦台(大統領府)にうかがう」「(未明の弾道ミサイル発射などで)もうたたき起こしない。私が確約する」などとも話したという。

 会談は、北朝鮮の非核化や、朝鮮戦争(1950~53年)休戦協定の平和協定への転換に向け、両首脳間でどのような合意に至るかが焦点。平和協定の前段階として何らかの象徴的な宣言を採択するとの観測も浮上している。

 共同宣言発表の形式や時刻は未定。6月初旬までに実施が見込まれる米朝首脳会談につながる内容となるか、注目される。文氏は北朝鮮による日本人拉致問題についても会談で言及する考えを表明している。

 27日午後には、両首脳は植樹や周辺の散歩で屋外に姿を見せる。夜は夕食会などの歓迎行事が行われる。

 南北首脳会談は2000年、07年に続き3回目。過去2回はともに平壌で開催された。

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