埼玉県、今秋にフォーラム 「子ども食堂」交流を活発化 - 産経ニュース

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埼玉県、今秋にフォーラム 「子ども食堂」交流を活発化

 県が今秋に地域の子供たちに無料・低額で温かい食事や居場所を提供する「子ども食堂」のフォーラムを開催することが26日、分かった。これまで運営団体が情報共有する機会が少なかった。子ども食堂は食材調達や衛生管理など運営上の課題も多く、フォーラムで団体同士のネットワークを構築し、交流を活発化させるのが狙いだ。

 県が開催するのは「彩の国子ども応援ネットワーク会議」。子ども食堂を運営する団体の先進事例のほか、子供の居場所づくりを支援するフードバンクや企業の取り組みを紹介する。団体や企業の意見交換会も開催し、情報共有できる態勢を構築する。

 運営上で課題となる食材調達や地域住民への周知方法、家庭訪問の研修会なども実施。今年度後半には県内で小規模なフォーラムを試験的に開催する。将来的には、県内各地を回るキャラバン隊を編成したい考えだ。

 また、県は今年度中、県内大学と連携し、子供の貧困に関する実態調査も実施する。県は生活保護世帯で育った子供が大人になって、再び生活保護を受ける「貧困の連鎖」を断ち切るため、学習支援などを行っている。実態調査で現状を把握した上で、最適な施策を実行していく方針だ。