街の美化に気を配る日本を外国人留学生に知ってもらおうと、エール学園(大阪市浪速区)は25日、大阪・御堂筋で同学園の留学生による清掃ボランティア活動を行った。
参加したのは、同学園と大阪市内の日本語学校2校で学ぶ中国、インドネシア、ナイジェリア、カナダなど18カ国の留学生約1400人。長堀通との新橋交差点から高島屋大阪店前までの区間を20班にわかれ、約1時間、清掃した。
参加したネパールのタバコム・バハドールさん(23)は「御堂筋はきれいですね。ゴミも少なかった」。ベトナムのウェンティ・ハイバンさん(20)は「故郷に帰っても美化ボランティアをやりたい」と話していた。
御堂筋完成80周年を記念したイベントで、エール学園では「不法労働など、滞日外国人のマイナスイメージを正すのに役立てば」と、今後も定期的に続けていく方針。