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韓国メディアにも、サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ前監督(65)の電撃解任は衝撃を持って受け止められた。ワールドカップ(W杯)ロシア大会2カ月前の監督交代の表面的な理由は成績不振だが、実質的な要因は監督と選手間の不協和音だと報じた。また、昨年12月に行われた東アジアE-1選手権で韓国に1-4で惨敗したことが日本に衝撃と後遺症を与えたと指摘した。そして、残り2カ月という時期での監督交代で満足いく結果を得られた先例は皆無と疑問を呈し、W杯にどう影響するか成り行きが注目されるとした。
中央日報は「電撃解任、理由は?」と題し、W杯アジア最終予選終了後の2017年10月以降、3勝4敗2分けという成績不振で沈んだ「チームの雰囲気を変えるための措置とみられる」と解説した。
その一方で、解任劇が危機意識の中で計画的で、周到に準備されていたと感じさせると分析する韓国メディアもあった。というのも、日本協会の技術委員長だった西野朗氏を後任に選んだことに表れているという。協会内部の抜擢人事として、監督交代に伴う衝撃を最小限にしたいという意図が読み取れると中央日報は分析した。