原発最前線

原発構内図を誤って公開…職員が偽書類作成…「不祥事」相次ぐ規制庁

【原発最前線】原発構内図を誤って公開…職員が偽書類作成…「不祥事」相次ぐ規制庁
【原発最前線】原発構内図を誤って公開…職員が偽書類作成…「不祥事」相次ぐ規制庁
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 原子力規制委員会の事務局を務める原子力規制庁で、4月に入って不祥事の発覚が相次いでいる。インターネットで公開した東北電力女川原発の審査資料でテロ対策から空白とすべき原発構内図をそのまま公表したり、決裁書を紛失した職員が上司をだますため偽の書類を作って見せたり…。電力事業者に厳しい「規制当局」の面目を失う失態となった。(社会部編集委員 鵜野光博)

フォルダ間違えて「公開」

 「マスキングすべき情報が、マスキングされずに掲載されている」

 規制庁の3日の発表によると、東北電から電話連絡が入ったのは、3月20日午後2時10分ごろ。同2時から始まっていた女川原発2号機の審査会合で使われる東北電作成のプレゼンテーション資料で、本来はマスキング(空白などにして情報を隠す)されている「津波防護対象施設」など構内の情報が、そのまま規制庁の公式サイトで公開されていた。マスキングすべきだったのは4資料の57カ所。規制庁が資料を差し替えたのは公開から1時間15分後の午後2時45分で、この間に計100件弱のダウンロードがあったという。

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