自民党総裁選・番頭に聞く

萩生田光一幹事長代行「首相交代が国益にかなうか」 日本の将来が懸かる外交、安倍政権の使命

インタビューに答える萩生田光一自民党幹事長代行=2日、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)
インタビューに答える萩生田光一自民党幹事長代行=2日、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)

 財務省の一連の問題をはじめ、本来、国民の信頼を得なければできない行政の仕事に、信じられないような不祥事が続いています。それも組織内の自己防衛のようなことが横行している。深刻な事態です。「どうしちゃったの、霞が関は?」という感じがするんです。今回だけの特別な事態なのか、それとも大変失礼だが、霞が関に昔からある仕事の仕方だったのか。後者ならば大変ですよ。

 一部の評論家は、安倍晋三政権が長期になったことが役人の不祥事を生み出したといいますが、そうでしょうか。今回のような問題はむしろ長期政権になり、内閣人事局で省庁幹部人事を一元管理するようになったことであぶり出されたのではないでしょうか。

 もっとも、毎年首相が交代するような不安定な政治が続いたため、役人が自分たちに都合よく行政を変節させるようになったとすれば、政治の側にも責任があったと言わざるを得ません。

 一連の問題に対し、政府は徹底した原因究明と再発防止の仕組みづくりをしなければならない。

 ただ、他方で、役人が不祥事を起こしたからといって、全て「政府が責任をとれ」「内閣総辞職だ」というのは、あまりにも行き過ぎた意見ですよ。

 安倍さんは、知り合いに便宜を図るような政治の仕方はしていない。ずっと傍らで見ていたのでよく知っています。夫人の昭恵さんがアクティブに活動する中でやや誤解を招くやりとりがあったことは、この機会に反省しやり直すべきでしょう。

会員限定記事会員サービス詳細