【北の核実験場廃棄声明】拉致問題は「信頼醸成措置」で解決可能 米ヘリテージ財団創設者・フルナー氏インタビュー(2/3ページ) - 産経ニュース

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北の核実験場廃棄声明

拉致問題は「信頼醸成措置」で解決可能 米ヘリテージ財団創設者・フルナー氏インタビュー

 金正恩氏にとり「過去の政権の負の遺産」という拉致問題の解決自体が対日、対米関係の改善に道を開くプロセスとの認識を、交渉を通じ金正恩氏に迫ることが不可欠との考えを示したといえ、その結果、拉致問題が「全体の合意の一部分となる」見通しを示した。

 同時にフルナー氏は、核・ミサイル開発の放棄があくまで「問題の核心」と強調。核兵器を米本土に運ぶ大陸間弾道ミサイルの放棄のみで米朝が合意すれば、引き続き中距離弾道ミサイルの脅威にさらされるとの日本側の懸念について、「トランプ氏、ボルトン大統領補佐官、マティス国防長官ら安保チームが共有している」と指摘し、重要な同盟国である日本への脅威を温存させる決着はありえないと強調した。

 さらに、完全かつ検証可能で不可逆的な方法による放棄は「ツイッターのようにすぐ達成感を得られるものではなく、時間を要するプロセス」としつつ、トランプ氏が「特定の前進を何ら見ない段階で制裁の解除や経済関係の正常化を容認することはない」と指摘。

 「すべての選択肢が用意されている」というトランプ氏の圧力により「北朝鮮は最悪の事態を心配」しており、「金正恩氏に自らの困難な状況を悟らせること」が決め手となると首脳会談に期待を寄せた。