香取市長選 候補者の横顔

 現新一騎打ちとなった香取市長選。地域医療や観光政策などをめぐり舌戦を繰り広げる2氏の横顔を紹介する。(届け出順)

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 ◆伊藤友則氏(45) 出会いと対話を大切に

 26歳で合併前の旧佐原市議に初当選。5期約19年の市議活動の中で、ここ数年の現市政が進める大型事業などに対し、「市民や議会への説明が不足している」と疑問を抱き続けた。情報開示を徹底し、公共施設整備の見直しと地域医療の充実を図るため、出馬を決断した。

 父は自民県議の和男氏(70)。「子供の頃から家に人が集まり議論する家庭だったことが、政治を志す原点になった」という。

 中学からトロンボーンを始め、現在はジャズバンドでも演奏。公務がないときはバルーンパフォーマンスをする大道芸人の一面も。政治信念は「一人一人との出会いと対話を大切に」。看護師の妻(51)と長女(11)との3人暮らし。

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 ◆宇井成一氏(58) 継続事業など最後まで

 「継続中の大規模事業や城山第2浄水場の全面更新への着手などを、きちんと最後までやりとげたい」と4選出馬の決意を語る。

 平成18年の合併で誕生した香取市の初代市長として3期12年。行財政改革の推進や、東日本大震災の液状化被害からの復旧に尽力した。合併前の旧1市3町の住民間には「まだ見えない壁がある」というが、「完全な一体感を持てるようになるまで一歩一歩進めていく」と意欲を燃やす。

 オートバイやカメラなどのメカ好き。「プライベートの時間がない」というが、市職員らと出かける年2回ほどのツーリングが息抜き。政治家としての心構えは「綸言(りんげん)汗の如し」。小学校から高校まで同級生だった妻(58)と2人暮らし。

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